消費者機構日本、順天堂大を提訴
対象受験生、女性と浪人生約3000人
医学部の不正入試問題で、 特定適格消費者団体の 「消費者機構日本」 は 10 月 18 日、 東京医科大学に続き、 順天堂大学に対しても、 受験料等の返還義務の確認を求める訴訟を東京地裁に起こした。 2017 年度と 2018 年度の入試で、 不利益な合格判定を受けた受験生が対象で、 女性と浪人生合わせて 3000 人程度と見られる。 同機構が勝訴した場合は、 対象受験生に通知公告を行い、 希望する被害受験生が2段階目の訴訟から参加し、 簡易な手続きで受験料等の損害を回復することができる。 受験票等を紛失した場合でも、 大学側に受験生の名簿の提出を求め通知公告することができる。(相川優子)