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2018/06/27

日本消費経済新聞2235号(2018年6月25日発行)

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ビワの種の茶 飲み過ぎない
種の中に天然のシアン化合物
 熟していない青ウメに、 高濃度の天然のシアン化合物 (体内で分解されると青酸に変わる) が含まれていることは知られているが、 ビワの種の中にも高濃度のシアン化合物が含まれている。 国民生活センターは6月 14 日、 砕いたビワの種から抽出する健康茶3種を商品テストした結果、 コップ1杯で、 欧州食品安全機関 (EFSA) が安全とする値を超える商品があったとして、 ビワの種の茶を、 濃く煮出したり、 飲み過ぎたりしないよう注意を呼びかけている。 がんに効くとうたった商品もあるが、 現在はがんへの効果は否定されている。 ビタミン B17 という説も否定されている。 厚生労働省は昨年 11 月、 天然にシアン化合物を含むことが知られている食品・加工品に 「ビワの種子」 を追加。 同センターの要望を受け、 同日付で都道府県や保健所設置自治体などに対し、 製造・販売業者に自主検査等を行い、 最終製品 (茶の場合は抽出液) のシアン化合物濃度が 10 を超えないよう適切に管理するよう指導することを通知した。 農林水産省は昨年末、 ビワの種の粉末は食べないよう呼びかけている。(相川優子)

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