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2017/07/27

日本消費経済新聞(2017年7月25日発行)

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貴金属の押し買い
規制導入3年半
相談件数減らず
  「自宅に勝手に上がり込み、 宝石箱を開け貴金属を強引に買い取っていった」 「これだけ時間をかけているのに売らないのかと言われ、 怖くて貴金属を売ってしまった」 ―。 自宅に押しかけて貴金属などを強引に安く買い取っていく 「押し買い」 を規制する改正特定商取引法が施行されて3年半。 飛び込みの訪問勧誘は禁止されたが、 女性からの電話に安心して着物や靴の買い取りを承諾した高齢女性から、 規制前と同様の相談が寄せられ、 相談件数自体も増え続けていることが分かった。 クーリング・オフ期間中は品物の引き渡しを拒むことができ、 事業者はこのことを消費者に告げなければならないが、 「貴金属はクーリング・オフできないと言われた」 「契約書にクーリング・オフ不可了承と手書きで書かれていた」 「買ったものは返せないと言われた」 などの相談も寄せられている。 この3年半の行政処分は、 わずか7社に過ぎない。 消費者庁は周知と法執行強化で対応するとしているが、 処分件数を増やすことができるのか。 電話による不招請勧誘禁止を検討する必要はないのか。(相川優子)

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