日本消費経済新聞は、生活者優先時代を実現するため、消費者行政、消費者問題、企業の顧客対応の情報を全国に発信する専門紙です
 

2020/09/09

日本消費経済新聞2307号(2020年9月5日発行)

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700円弱の消毒用エタノール
大手通販サイトで「5980円」
 マスクとアルコールの転売禁止規制が解除された 8 月 29 日、 東京都内のドラッグストアや薬局では入手が困難な消毒用エタノール (500ml) が、 大手通販サイトに 「2 本、 9480 円」 で登場した。 入荷があれば、 668 円、 698 円で購入できる商品だ。 1 本売りはさらに割高で翌日以降、 5980 円、 5780 円などの価格で販売され、 いまだに高値を維持している。 市価の7倍から 9 倍もの高値で販売され続けるのは、 消毒用アルコールの一般消費者への供給状況が改善していなかったからにほかならない。 転売規制解除の時期が早かったのではないのか。 経産省は転売規制解除前に大手 EC サイトを集め、 消費者に不安が生じた場合には適切に対応することを求めたというが、 通販サイトによって対応に差が出ている。 今なお、 ポビドンヨードのうがい薬が高値で販売され、 表示を裏付ける合理的な根拠が示せないとして行政処分された商品まで販売され続けている。 早急な改善策の検討を求めたい。(相川優子)

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