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2020/03/10

日本消費経済新聞2291号(2020年3月5日発行)

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食品添加物表示を見直し
「無添加」「不使用」で指針策定
「人工」「合成」使用を禁止
 食品添加物表示を見直してきた消費者庁の検討会は2月 27 日、 報告書案をまとめた。 「無添加」 「不使用」 表示は、 どのような場合が、 食品表示基準が禁止する 「内容物を誤認させる」 表示等に該当するのか、 判断基準を示すガイドラインを策定することを求めた。 4月以降に策定のための検討会を立ち上げる。 「人工」 「合成」 の用語は、 「天然」 と同様に食品表示基準から削除し、 使用できなくする。 3月中に食品表示基準の改正案を消費者委員会食品表示部会に諮問する。 栄養強化を目的とした食品添加物は、 現行では表示が免除されているが、 原則すべて表示させる方向で検討することが適当とした。 ただし、 現在の表示状況、 消費者の意向、 事業者への影響について実態調査を実施し、 消費者委員会食品表示部会の 「表示の全体像」 に関する議論も踏まえ、 最終的な結論を得るとしている。 消費者庁は 2020 年度中に実態調査を終えたい考えだ。 食品添加物は原則物質名で表示することとされているが、 まとめて乳化剤や pH 調整剤、 調味料などと表示できる一括名表示が 14 種類もあり、 用途名表示が8種類にとどまっている問題については、 「制度を変更することは現時点では困難」 と結論付けた。(相川優子)

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